頭皮クレンジングにベビーオイルは向かないって本当?

ベビーオイルは頭皮クレンジングに不向き!

頭皮クレンジングに使うオイルは、できるだけ肌に優しいものを選びたいものですよね。美意識の高い男女の間で頭皮クレンジングが大ブームになっていますが、いかにも肌に優しいイメージのベビーオイルで頭皮クレンジングに挑戦する方も。頭皮クレンジングに使うオイルは、基本的に何でもOKです。ただ、美容の専門家からも、頭皮クレンジングにはベビーオイルよりももっと向いているオイルがあると指摘されています。例えばホホバオイルやオリーブオイルは、ヘッドスパ用アイテムにも高確率で配合されているほど”向いている”オイルと言えます。一方、ベビーオイルは色々な理由で大人のヘッドスパには不向きとされています。

ベビーオイルの意外な主成分が判明

赤ちゃん用のベビーオイルの主成分は、天然オイルに違いない・・・と思っている方も多いかも知れません。ベビーオイルに含まれているのは、ミネラルオイルと酢酸トコフェノールのたった2つの成分です。ミネラルと言う響きからも、肌に優しそうな印象を受けます。けれど、ミネラルオイルとは皮膚に負担をかける恐れがある鉱物油のこと。敏感肌用のクレンジングオイルには、鉱物油フリーを謳っているものも少なくありません。要するに、石油系の成分です。もう1つの成分の酢酸トコフェノールは合成ビタミンEですが、酸化安定剤として添加されている成分なので、量は微量です。ジョンソン&ジョンソンのベビーオイルは微香性と無香料の2種類発売されていますが、どちらも主成分はミネラルオイルです。

ミネラルオイルを配合する目的を改めて検証

では、ミネラルオイル=鉱物油は皮膚に害を与える成分なのでしょうか。もし本当にデメリットが多いオイルなら、赤ちゃん用のスキンケアアイテムに配合されるのはおかしいですよね。結論から申し上げますと、ミネラルオイルそのものは有害ではありません。赤ちゃんの肌を保護する目的なら、まったく問題がありません。一昔前に流通していた鉱物油は不純物が多く、皮膚に負担をかける可能性がありました。ただ、現在化粧品に使われているものはきちんと濾過されているので、正しく使えばシミなどの美容トラブルを招き寄せる原因にはなりません。ミネラルオイルは人の肌に存在しない成分のため、皮膚表面に塗ると最高の保護膜になります。水分の蒸発を防ぐ目的、デリケートな部分を守る目的で、ベビーオイルの主成分に選ばれています。ただ、シリコンオイル同様、保湿の役割は期待できないので、大人が保湿目的で使っても「あまり効果を実感できない」と言う結論に到達する可能性大です。元々保護膜用なので、頭皮クレンジングにも向いているとは言えません。ベビーオイルの目的は、赤ちゃんのおむつかぶれを防ぐこと。おしっこやうんちでかぶれやすい赤ちゃんのお尻を守るために、ベビーオイルで塗ってカバーするのが正しいお手入れ方法です。そもそも大人のヘッドスパ用、スキンケア用には開発されていません。「ベビー用=肌に優しい、天然、無添加」と勝手に思い込まないよう気をつけましょう。

頭皮の油分を溶かすミネラルオイルの性質

ミネラルオイルは油の性質が強いので、頭皮クレンジングに使うと頭皮に必要な分の油分まで徹底的に溶かし、ガサガサにしてしまう恐れがあります。元々皮膚に含まれる油分や、油剤としての性質がちょうど良いオイル、水性寄りのオイルなら、頭皮の保湿成分も残しつつ、汚れだけをクレンジングするダブルアプローチが可能です。ミネラルオイルにそういった器用なクレンジング力は求められないので、頭皮クレンジング用のオイルを使った方が安心です。

ベビーオイルは頭皮クレンジングよりトリートメント向き

もしベビーオイルをヘアケアに使いたいなら、頭皮クレンジングよりも、洗い流さないアウトバストリートメントの方がぴったりです。髪を洗ったあと、ほんの数滴を手の平で温め、髪全体に馴染ませましょう。頭皮ではなく髪、たっぷりではなく数滴、と使う場所、量さえ間違わなければ、髪をしっとりと仕上げるのに効果的です。

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