なぜ頭皮クレンジングに椿油がよく選ばれるのか?

椿油は最高の頭皮クレンジング剤

肌や髪に良いオイルは有名なものだけでも30種類以上ありますが、中でも最高のヘアケア効果を発揮すると言われているのが「椿油(ツバキ油)」です。日本では昔から椿油を髪のお手入れに活用してきた歴史があります。研究の結果、椿油は他のオイルよりも優れた様々な美容効果を発揮することが判明しています。シワ対策が得意なアルガンオイル、美白効果に優れたアーモンドオイルなど、同じオイルでも種類によって特徴や得意分野は異なります。最高のヘアケアオイルと賞賛されている椿油は、頭皮クレンジングにもぴったりです。

オレイン酸パワーが突出!頭皮に馴染みやすい

椿油は他のオイルと比べ、オレイン酸の量が突出しています。オレイン酸は1価不飽和脂肪酸に分類される脂肪酸で、常温でも液体のままキープできること、酸化しにくいことが特徴です。同じ不飽和脂肪酸でも多価不飽和脂肪酸は酸化しやすいのが難点です。飽和脂肪酸は酸化しにくいものの、常温では固体になってしまうので髪のお手入れには不向きです。優れた性質を持つオレイン酸は、人の皮膚にもっとも馴染みやすい脂肪酸で、皮脂の41%はオレイン酸トリグリセリドで占められています。椿油は85%から93%もオレイン酸を含んでいるので、頭皮クレンジングの時もゴシゴシ擦らず、すっと皮膚に馴染ませることができます。

頭皮の臭いを抑えるサポニンも豊富

また、椿油は殺菌効果の高いサポニンの含有率が高いのも特徴的です。シャンプーで洗っているのに髪や頭皮が臭うなら、雑菌に働きかける対策が必要です。元々頭皮は雑菌が繁殖しやすい条件が揃っています。髪が密集している上に、汗や皮脂でじめじめしがちですよね。サポニンは菌の繁殖を抑え、頭皮環境を整えてくれるだけではなく、血の巡りを促進し、育毛効果も。

皮脂を落とし過ぎない理想的な頭皮クレンジング

椿油を使えば理想的な頭皮クレンジングができる、と髪の専門家からも太鼓判を押されています。なぜなら、皮脂と似ている成分で適度に汚れを落とすことができるからです。確かに皮脂などの汚れは、毛穴詰まりや抜け毛、白髪、フケ、臭いなど頭皮トラブルを招きやすくなります。けれど頭皮クレンジングに使うオイルの洗浄力が強過ぎると、頭皮に必要な分の皮脂まで洗い流してしまう恐れがあります。皮脂は量が多過ぎなければ天然の保湿成分として大切な役目を担っていますし、ダニやカビなど外部の刺激から皮膚を守る機能も。さらに、皮膚内部の潤い成分を蒸発させずに閉じ込めておくためにも、欠かせない成分です。

髪に対するプラスアルファ効果にも注目

保湿力にも優れた椿油なら、皮脂を奪い過ぎて頭皮を乾燥させることもありませんし、髪にも自然な艶を与え、美しく整えることができます。髪に椿油を馴染ませると、油分のコーディング力でキューティクルが剥がれ落ちにくくなります。髪内部の水分も封じ込めることができるので、艶があるのにサラサラ、と言う理想的な髪のコンディションが実現します。椿油でお手入れした髪は、ブラッシングでも静電気が発生しにくくなります。紫外線の被害も及びにくくなるので、夏のヘアケアにも最適です。

椿油の正しい使い方をチェック

椿油を使った正しい頭皮クレンジングのやり方をおさらいしておきましょう。最初にブラッシングをして余計な汚れを取り除き、頭皮をかき分けるようにして、椿油を皮膚に直接馴染ませます。シャンプー後に頭皮クレンジングを行う方もいらっしゃいますが、より効果が高いのは、頭皮が乾いた状態で行うことです。オイルクレンジングの醍醐味は、クレンジング剤の油分と頭皮の皮脂が同じ油同士で混ざり合うことです。水やお湯で濡れた状態だと、頭皮に残った水分が油分を弾いてしまい、狙う効果が得にくくなります。全体に椿油を行き渡らせたら、一旦ぬるま湯で乳化させましょう。ほんの少しだけお湯を頭皮にかけ、丁寧にマッサージすることで、毛穴の奥から汚れが浮かび上がりやすくなります。乳化のあとは、しっかりすすぎ、シャンプーも2回ほど繰り返すのがおすすめです。