タンナルビンのホエイってどんな薬?

病院で処方される薬は市販薬よりも効き目が強い印象ですよね。けれど副作用が心配になることも。

特に子どもに処方された薬に万が一のことがあると大変なので、使う前に1つ1つ調べる親御さんも多いでしょう。今回は身近な薬、ホエイについて気になることを調べてみました。

水疱瘡でカチリ「ホエイ」を処方された・・・副作用は大丈夫?

水疱瘡で病院を受診し、カチリ「ホエイ」と言うお薬を処方された経験のあるママも少なくないはずです。水疱瘡は内服薬も処方されますが、塗り薬が出されることもあります。マイラン製薬のカチリホエイは虫刺されや蕁麻疹、汗疹の治療に使われることもありますが、最近はすっかり水疱瘡のお薬として定着した印象があります。

消毒成分のフェノールが入っているので、ウイルスの殺菌に役立ちます。深刻な副作用はほとんどありません。禁忌とされているのは、広範囲に及ぶ火傷ぐらいです。

お薬のカチリ「ホエイ」を上手に塗るポイント

ただし、健康な皮膚、傷がある部分は避け、患部だけ塗布することが大切です。水疱瘡の赤いブツブツが出ているところに、ピンポイントで塗っていきましょう。

綿棒を使うとピンポイントで塗りやすくなります。塗る時は力を入れず、水ぶくれを潰さないよう優しいタッチを心がけるのがポイントです。この薬を塗らなければ絶対に治らない、と言う類の薬ではなく、あくまでも消毒の目的で使うお薬です。塗らなくても自然に治るので、薬がしみて子どもが嫌がる時は無理に塗らなくても大丈夫です。

ん?タンナルビンのホエイはカチリと同じ薬品?

ホエイと言う名前のお薬は塗り薬の他に飲み薬もあります。

「水疱瘡の飲み薬?」と誤解される方もいらっしゃるかも知れませんが、飲み薬のタンナルビン「ホエイ」は下痢を止めるお薬で、腸の粘液を保護することで、腸に与える刺激を和らげる作用を発揮します。製造会社が同じマイラン製薬なので、ややこしいですよね。

え?下痢止めじゃない飲み薬のホエイもあるの?

さらにややこしいことに、マイラン製薬は飲み薬のカフェイン「ホエイ」も製造しています。こちらの飲み薬は眠気や頭痛を訴える患者さんに処方されるお薬で、倦怠感を取り除く作用もあります。

妊娠中でもどうしても必要な時は使用できるほど安全性の高い薬ですが、服用する時は最小限の量に抑え、長期連用は避けましょう。授乳中のママ、15歳未満の子どもに処方されることもあります。

ホエイは乳糖アレルギーにNG

ホエイは薬を飲みやすくするため、色々な薬に使われています。有用な腸内細菌の発育を促し、腸内環境を整える作用もありますし、ホエイを加えることで薬の嵩が増し、飲みやすくなります。

賦形剤として調剤に活用されるので、ホエイ入りのお薬がたくさんあると言うわけです。とても安全性が高い成分ですが、乳糖アレルギーの方は過敏に反応する可能性があるので、気をつけて下さい。牛乳アレルギーの患者さんも、ホエイ入りのお薬は避ける必要があります。

カフェインが乳幼児、妊婦さんに処方されることはあまりないのでそう心配することはありませんが、下痢で病院を受診する時は担当医に牛乳アレルギーがあることを必ず伝えて下さい。

乳糖不耐症の赤ちゃんも急増中

一昔前まで栄養分の塊として推奨されていた牛乳ですが、最近はアレルギーの問題もあり、避けた方が良いと考える専門家も増えています。乳幼児期に乳糖不耐症の可能性があると指摘された赤ちゃんもいらっしゃるかも知れません。

牛乳、乳糖にアレルギー反応を起こす乳幼児は、皮膚の赤み、かゆみ、喉の腫れ、下痢、嘔吐、目の充血、まぶたの腫れなどの症状を引き起こします。即反応する場合もあれば、数日経ってから軽い症状が出る場合もあります。

いずれにしても、今後飲む薬を選ぶ時も役立つので、乳幼児の食後の反応は普段から細かく観察し、気になることがあればメモを取っておくのが理想的です。

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