メリットもある分デメリットも多いスクラブ成分!洗顔クリームのリスキーな原料

理想の洗顔クリームと出会うためにも、1つ1つ原料を見直してみる対策は効果的です。例えば、優れた効き目のスクラブもリスクが高い原料なので使い方には気をつけなくてはいけません。

洗顔クリームのスクラブはNG?

スクラブ原料の洗顔クリーム・・・期待できる6つの効果って?

原料の中にスクラブが入っている洗顔クリームは、昔からとても人気があります。汚れを落とす力が強いので肌がつるつるになる効果は有名ですが、表皮の不要な老廃物や古い角質を取り除くことで化粧水の浸透力が飛躍的に高くなり、保湿効果が高まる効果も期待することができます。

~スクラブの6大効果~

・古い角質を取り除き肌がつるつるになる効果
・毛穴の汚れもきれいに落とす効果
・くすみ軽減効果
・保湿効果
・化粧ノリが良くなる効果
・ニキビや吹き出ものの予防効果

よけい肌が荒れることも?スクラブ洗顔クリームのマイナス面

数々のメリットを備えるスクラブ洗顔ですが、普通の洗顔料に比べて刺激が強いため、肌の調子が安定していない時は避けた方が無難です。毎日使用するのではなく、週末のスペシャルケアとして使う方法もおすすめです。

酵素やピーリングと同じように、スクラブ原料は使用方法や使用頻度で肌に強い負担をかける恐れがあります。日焼け後の肌に使うのも不向きで、スキンコンディションが不安定になりやすい生理前後の使用もあまり推奨できません

洗顔前後に気をつけたいことって?スクラブ洗顔クリームの正しい使用法

原料としてスクラブが入っている洗顔クリームを使うなら、できるだけ肌に負担をかけないよう配慮しましょう。使用する洗顔クリームの量を抑えるため、ぬるま湯でしっかり予備洗いを済ませておくのもポイントの1つです。

ぬるま湯で洗うことで毛穴の大きく開き汚れも取り除きやすくなりますし、肌も柔らかくなります。ただし温度は人肌を超えないよう注意して下さい。熱めのぬるま湯を使う時も、35度以下を目安にして下さい。

スクラブで直接洗おうとする方も少なくありませんが、細かい粒子で直接肌を擦るのは刺激が強すぎます。スクラブが混ざっている泡を軽く転がすだけで十分なので、擦り洗いにならないよう気をつける必要があります。

洗浄力が強いので、洗顔後は普段以上に丁寧に保湿をしましょう。

合成樹脂から天然由来・・・洗顔クリームのスクラブ原料はピンキリ

洗顔クリームの原料に使われるスクラブ成分も、実は1つではありません。危険が高いと問題になっているマイクロビーズなど合成樹脂のものから、塩や米ぬか、重曹など天然由来成分もたくさんあります。種子や火山灰、珊瑚などを細かい粒子にしたものもよく見かけます。

サイズや柔らかさも1つ1つ違うので、できるだけ小さく柔らかいものを選びましょう。同じ原料でも小さくできる技術はメーカーによって違うので、一概に比較することはできません。肌の弱い方はパウダータイプかナノ化されたタイプだと安心です。

マイクロビーズ以外にも危険なスクラブ原料を発見!

かつてスクラブ洗顔クリームにはよくマイクロビーズが使われていましたが、研究の結果環境にも悪い影響を与え皮膚にもマイナスの影響が多いことが判明しました。1本のスクラブ洗顔クリームの中におよそ33万個ものマイクロビーズが含まれています。

洗顔後はビーズが混ざった汚れた水が排水口から河川に流れていくことになりますが、ポリ塩化ビフェニールや殺虫成分を吸収しやすく、化学汚染物質を吸い込む性質もあります。海に到達するまでに毒性は増す上、魚の口に入ることも考えられるので食物連鎖にも影響を与えることが予想されます。

事実、マイクロビーズを餌と間違えて食べてしまった小魚やプランクトンが毒性を持ってしまったり、吐き出せずに死滅する事態に陥っているので、海外でもマイクロビーズの使用を禁止する動きが進んでいます

もちろん、天然素材だから100%安心とは限りません。天然由来成分の水酸化カリウムも皮膚との接触、飲用で被害を受ける恐れが指摘されているため、スクラブ洗顔クリームを買う時は原料まで厳しくチェックしましょう。