洗顔料と歯磨き粉を間違えたらどうなる?10人に1人は経験・・・

洗顔料と歯磨き粉を間違えてしまう悲劇を経験している方は、思っている以上に多いようです。間違えた時の対処法や影響など、いざと言う時役立つ情報を集めました。

洗顔料と歯磨き粉の間違い

洗顔料と歯磨き粉を間違えるのは女性が多い!

「洗顔料で歯を磨いてしまった」あるいは「歯磨き粉で顔を洗ってしまった」・・・こんな失敗をしたことはありませんか?ウソのような話に思えるかも知れませんが、出版社が行ったアンケート調査でも10人に1人は同じ痛恨のミスを経験していることが判明しました。

しかも、洗顔料と歯磨き粉を間違えるミスをしやすいのは、男性より女性の方が多いようです。おそらく、女性は洗面台にところ狭しと色々なアイテムを並べる傾向があるため、うっかり取り間違えてしまうことが少なくないのかも知れません。

また、女性が使う歯磨き粉の中には、洗顔料と区別できないほどおしゃれなデザインのものも珍しくありませんよね。おしゃれなパッケージの歯磨き粉を購入した時は洗顔料と間違えないよう、注意しましょう。

既に何度も同じミスを繰り返している場合、洗顔フォームではなく固形の洗顔石鹸にした方が良さそうです。その他、心身の疲れのサインかも知れないので、体調管理にも気をつけましょう。

洗顔料と間違えて歯磨き粉で洗顔!ニキビが治る?

洗顔料と間違えて歯磨き粉で顔を洗ってしまった時は、すぐに水かぬるま湯で洗い流し、丁寧に保湿しましょう。特に、研磨剤入りの歯磨き粉で洗顔してしまった場合、強力すぎるスクラブ洗顔をしているようなもので、炎症を起こしているニキビや吹き出ものから流血する恐れもあります。

ハードメンソール配合タイプなら目も当てられません。ちなみに、毎日のように勃発する思春期ニキビを治す奇策として、「歯磨き粉で顔を洗う」なんて方法が流行ったこともあるようです。

もちろん効き目はありません。むしろ皮膚のバリア機能がボロボロになり、余計ニキビがこじれる原因になるので、必ず専用のケアアイテムを使うようにしましょう。

特に注意したい歯磨き粉の成分

歯磨き粉は口に入れるものなので、一部口内から成分が吸収されたり、一部は飲んでしまうことがあるため、危険な成分を使うのは望ましくありません。

・硝酸カリウム

有名なシュミテクトにも薬用成分硝酸カリウムが知覚過敏対策のために配合されています。この成分は麻酔剤の一種で、歯を磨いたあと一時的に舌の痺れを感じることもよくあるほど威力が強い成分です。

・ラウリル硫酸Na

クリアクリーンなどメジャーな歯磨き粉にもよく配合されています。実は洗顔料の中にもこの成分が入っているものはありますが、タンパク質を破壊するリスクが高い変性剤です。

肌に悪影響が及ぶ確率が高いため、国内メーカーの大半は使用を自粛しているほど危険度が高く、注意が必要です。発がん性などはないため歯磨き粉として使う分には問題ありませんが、化粧品の成分としては断固避けたい成分の1つ

化粧品成分解析サイトで有名なかずのすけも「さすがに擁護できない」と断言しているほど、肌に優しくない成分です。

・塩化セチルピリジニウムなどの殺菌成分

歯磨き粉に添加されている殺菌成分は、口腔内の菌をやっつけるためのものです。殺菌成分は何種類もあり対応できる菌の種類もそれぞれ異なりますが、いずれにしても肌の常在菌やアクネ菌をケアするためのものではありません。

オーラツーに配合されている殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールはニキビのケアアイテムに使われることもありますが、配合量や組み合わせの問題も絡んでくるのでニキビ用洗顔料としては使用できません。

・研磨剤

口腔内に対する刺激が強く、健康な歯を温存するためにも、最近は研磨剤フリーの歯磨き粉がよく売れています。歯が削れるほど威力が強い研磨剤が入っている歯磨き粉で洗顔する、と想像するだけでぞっとする事態です。特にシリカ系の研磨剤は削る力も強いので要注意です。

洗顔料を歯磨き粉と間違えた?すぐ吐き出せばOK!

人間の皮膚のタンパク質は一度変性するとそう簡単には戻りません。髪の毛のタンパク質もヘアアイロンなどでボロボロになると、新しい髪の毛が生えるまでボロボロのままですよね。

刺激が強い歯磨き粉で顔を洗うとしばらくの間皮膚にダメージが残る恐れもあるので、最初から間違えないよう置き場所などを工夫しましょう。

一方、歯磨き粉と間違えて洗顔料を使ってしまった場合、口の中に歯ブラシを入れればすぐに「違う!」と気づくはずです。そのまま吐き出し、しっかりすすぐことでダメージは長引かないので、安心して下さい。

パニックになって飲み込んでしまわないよう、落ち着いてすすぎとうがいを繰り返しましょう。下痢や腹痛が心配な場合、口の中の成分を完全にすすいでから、コップ1杯程度の牛乳を飲んで胃など消化器官の粘膜を保護して下さい。