ピーリング洗顔料によく入っている酸化鉄って大丈夫なの?

今回はピーリング剤と酸化鉄の関係について詳しく探ってみた結果をお伝えします。ファンデーションやピーリング剤に含まれる酸化鉄は安全?そもそも何のために配合されているのでしょう。

酸化鉄とは

スキンケアアイテムと鉄分はあまり結びつかないかも知れませんが、酸化鉄は昔から幅広い化粧品に配合されています。雲母チタンを色々加工し、化粧品の材料として使いやすいようにしています。耐湿性も高く、水分に対しても不安定にならない性質があるので、便利な天然顔料として活躍しています。

色は酸化度によって異なり、赤色のものはベンガラ、黄色は黄酸化鉄、黒い色のものは黒酸化鉄と呼び分けられていますが、様々な色をブレンドすることで色調を微調整します。一般的には、色味をコントロールする目的で、ファンデーションなどのメイクアップアイテムにブレンドされることが多いようです。

ミネラルファンデーションでは主成分に選ばれることが多く、口紅やリップグロス、シャンプー、ボディ洗顔料など幅広いジャンルのスキンケアアイテムとって欠かせない存在です。滑らかな感触に仕上げるのにも効果があります。メイクアップアイテムに酸化鉄を混ぜると、透明感溢れる明るい肌に仕上がります。

ナチュラルメイクに仕上げたい時も酸化鉄配合のコスメがおすすめです。また、マイカなどの成分と一緒にブレンドすると、高い紫外線カット効果も発揮します。組み合わせる成分によって引き出される効果は違うので、気になる時は一緒に使われている成分もチェックしてみましょう。

ピーリング剤に配合するも目的は?

酸化鉄はピーリング剤にも配合されることがあります。ピーリング剤を含め、多くのスキンケアアイテムは主成分の他にも保存料や香料など、ユーザーが少しでも使いやすくするための成分を色々添加しています。

酸化鉄を配合する目的は、メーカーによって異なりますが、ピーリング剤に入れるのは、スクラブ剤として混ぜ、洗浄効果をアップさせるためです。クレンジング成分、研磨成分として配合されることもあります。

肌に対する密着性も優れているので、ピーリング剤に配合すると汚れや角質を絡めとりやすくなります。着色剤として認識されていますが、実はこういった意外な働きも兼ね備えています。

酸化鉄のメリット

酸化鉄は安定性抜群な上、毒性もありません。化粧品毒性判定辞典でも、酸化鉄は毒性なしと判断されています。値段も安いので、色をコントロールする目的で様々なスキンケアアイテム、コスメに応用されています。

具体的な価格はメーカーによって異なりますが、大体10gで500円しないほどの金額に設定しているところが少なくありません。手作りスキンケアアイテム、コスメを趣味にしている人の間でも、定番成分としてお馴染みです。

実際安全なの?どうなの?

酸化鉄に関して気になるのは、安全なのかどうかと言う問題ですよね。酸化鉄は天然由来の成分なので、着色剤の中でも安全性が高いと考えられています。しかも、ピーリング剤の場合、肌が激しく反応するほど大量に入っていることはないので、普通の肌質の方なら問題なく使えるでしょう。

酸化鉄と言っても、科学の実験などで使われる錆びた鉄とは異なり、化粧品成分として使うために微粒子状に加工されています。肌を傷つけないよう滑らかに整えてありますし、粒子も細すぎないので皮膚の奥まで入り込むこともありません。

自社コスメに酸化鉄をブレンドしているメーカーに合わせても、大体「微量なので問題なし」と回答されます。ただし、酸化鉄に不純物が混ざっている場合、アレルギー体質の女性だと赤く反応してしまうかも知れません。

金属アレルギーの方は要注意です。敏感肌の方も、初めて酸化鉄を含むスキンケアアイテム、コスメを使う時は念のためパッチテストを受けておいた方が無難でしょう。

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