ほとんどのピーリング剤は使用量、頻度については指示していますが、使う時間帯までは明記していません。ただ、基本的にピーリングケアは夜やるものと決まっています。もちろん、朝に行っても構いませんが、朝はピーリングをする時間帯としてふさわしくないようです。その理由を具体的にご紹介しましょう。
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朝のピーリングは慌ただしい!
多くの人が朝にピーリングをしない理由は、単純に時間がないためと思われます。確かに朝は出かける前で慌ただしく、スペシャルケアの時間にふさわしくありません。
ただ洗うだけで良いピーリング石鹸もありますが、ピーリングを行ったあとはアフターケアも普段以上に時間がかかります。夜、ゆっくり時間を確保できる時に行った方が、ストレスを感じずに済みそうです。
ピーリングのあとは日焼けしやすい
ピーリングは夜行った方が効果的、とされるもう1つの理由は、紫外線の影響を受けやすくなるからです。ピーリング力の強さはピーリング剤によって差がありますが、どのピーリング剤も表皮の余計な角質を取り除くために開発されています。
肌表面の古い角質をピーリング成分によって溶かしたり削ることで、遅れ気味だったターンオーバーも促進され、新しくきれいな肌に生まれ変わりやすくなります。
ただ、角質は肌のバリア機能も兼ねているので、角質が薄くなると外からの刺激に弱くなってしまいます。紫外線被害も受けやすくなるので、日中のピーリングは避けた方が無難です。
紫外線は室内まで降り注いでいるので、どこにも出かけない休日の朝でも日焼け止めは欠かせません。肌が敏感になる数時間、日差しにあたることがない夜の時間帯の方がお手入れの時間として安心です。
朝用のピーリングアイテムも?
ただ、「どうしても朝にピーリングケアをしたい」と望む方も少なくないようです。夜帰宅時間が遅いと、ピーリングなどのスペシャルケアをする余裕がない方も。お仕事によっては朝の方が時間的な余裕があるのかも知れません。朝ピーリング派にぴったりのアイテムを見つけたので、ご紹介します。
■エテュセふきとりピーリングシートN(850円)
ただ拭くだけで良い朝用のピーリングシート。顔を洗う効果もあるので、洗顔とピーリングケアが一度にできる優れものです。シートで角質をケアすることで、化粧のりも良くなると評判になっています。忙しい朝に重宝する、なんて口コミも多く、大ヒットしています。
弱酸性のふきとりシートで、肌に刺激を与えないよう極細繊維が採用されています。保湿成分も多いので、ピーリング後、慌てて保湿しなくても大丈夫です。45枚入りで1,000円しないプチプラも魅力。
■サボリーノ 目ざまシート(390~1,300円)
洗顔、スキンケア、化粧下地を兼ね備えたフェイスマスク。寝起きの肌にたった60秒貼るだけで、しっかり保湿します。剥がす時にさっと拭き取るだけで、汗や角質などの汚れを絡めとり、肌の透明感もアップ。
余裕がある時は、折りたたんでパッティングをすると保湿効果が上がります。5枚入り (390円)もあるので、是非試してみて下さい。
しっとりタイプ、すっきりタイプ、ホワイトタイプなど数種類展開されていますが、ピーリング成分はどのタイプにも刺激が弱いりんご酸が配合されています。マスクを剥がしたあともベタベタしないので、すぐにメイクに取り掛かることができます。
朝ピーリングのあとにおすすめの日焼け止め
朝、ピーリングをしたあとは日差しを完璧にガードするため、UV効果の高い日焼け止めを使いましょう。
■ラロッシュポゼ UVイデアXL(3,672円)
刺激に弱い日本人の肌質を考慮して開発された日焼け止め。SPF50なので、強い日差しもしっかりガードします。ピーリングをしたあとのデリケートな肌にも安心して使うことができます。
皮膚を落ち着かせる成分も入っているので、化粧崩れも防ぐことができます。ファンデーションも兼ねたBBクリームタイプも人気。
■ヘリオケアウルトラ(6,264円)
飲む日焼け止めサプリで有名になったヘリオケアの日焼け止め。オイルフリーのジェルタイプなので、オイルが苦手な方にもぴったりです。
主成分はポリフェノールとフラボノイド、植物由来成分で潤い効果も高く、ピーリングのあとの乾燥が気になる方にもおすすめです。